山形大学附属中学校 耐震改修2018-09-18T16:42:13+09:00

山形大学附属中学校 耐震改修

本計画は、山形大学松浪キャンパス内にある山形大学附属中学校(昭和43年竣工)の耐震補強を含めた大規模改修計画である。耐震補強においては補強による内部空間への干渉を少なくするために、既存RC躯体外部に補強を取り付けるPCブレース工法採用した。さらに、補強材を目立たせないための工夫としてブレース材をできるかぎり細くし、ルーバーでつつむことで建物との一体感を形成しながら意匠性を高める外観計画とした。
内部改修において、3階の教室の教室間を移動式の間仕切りで仕切ることで、2教室を同時利用可能にして多様な活動に対応できる計画とした。また、生徒の学校内で生まれる様々なアクティビティをより活発なものとすることを目指して、リフレッシュコーナー、デッキテラス、教室前の廊下のカウンター等を設けた。さらに、中庭に面して簡易のプラネタリウムを設けた多目的ホールが新たに設けられ、学年単位での集会や隣接する小学校・幼稚園の行事の利用等に使われる。内部空間は中庭との視覚的連続性を考慮した上で、開放的で快適なホールを目指した。

建築主

山形大学

竣工年月

2006年9月

主要用途

中学校

所在地

所在地

構造・規模

鉄筋コンクリート造4階建

延床面積

4,705.84㎡

設計種別

耐震改修

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