普廣寺本堂改修2018-09-04T14:29:37+09:00

普廣寺本堂改修

改修後

およそ280年前に建築された本堂の改修工事である。
現況の屋根は茅葺きの上にカラー鉄板を重ねたもので、雨漏りなどにより小屋組を含めて老朽化が進んでいた。
そこで、屋根形状を寄棟から千鳥破風に変更・改修を行った。
また、向拝(玄関)の屋根形状についても、縋(すがる)破風から唐(から)破風に変え、床下なども腐食が進んでいたことから改修・補強を行った。
古いものを単に建替えるのではなく、何百年と歴史を刻んだ材料を生かしながら手を加えることで新たに命を生き返らせた。

建築主

普廣寺

竣工年月

2009年11月

所在地

山形県山辺町

構造

木造

延床面積

189.01㎡

改修前

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