蔵王みはらしの丘ミュージアムパーク ビジターセンター
蔵王みはらしの丘ミュージアムパークのビジターセンターは、この丘にとってのコミュニティの拠点であり、地域のシンボルとなる必要がある。一方で様々な角度からの「視対象」となり得るため、施設の「前景・背景」となる「階層性」を感じさせる景観を損なうことのない下記の計画を提案した。
□「蔵王みはらしの丘」区域及びミュージアムパーク全体の計画方針と調和した景観形成に関する提案
◆ 公園利用者、来訪者、居住者等エリアの内外双方向からの視点でホスピタリィ(もてなし)を表現し、期待感を演出する
◆ 階層性が感じられる景観の立地特性を活かし、視領域(眺望)を確保する
□活動拠点としての機能性、快適性に優れた空間構成に関する提案
◆ 参加型公園づくりの活動拠点として、利用者にとって使いやすく、居心地のよい空間
◆ 学習や研修など多様な目的に対応可 能なフレキシブル(柔軟)な空間
□環境負荷の軽減を考慮した経済性(イニシャル及びランニングコストの縮減)に関する提案
◆ 省資源・省エネルギー化、環境との調和及びコスト縮減に配慮した建築
◆ 外部団体による管理運営も考慮した維持管理作業性及び経費の検討
建築主 山形県
完成予定 2008年12月
所在地 山形県山形市蔵王みはらしの丘ミュージアムパーク内
構造 木造平屋建て
延床面積 382.65㎡