置賜総合西庁舎中央棟耐震改修2018-09-04T14:28:44+09:00

置賜総合西庁舎中央棟耐震改修

補強前

既存建物は山形県長井市に建つRC造の庁舎で、昭和56年に建設されています。新耐震設計法以前の設計ですが、桁行方向は純ラーメン構造に近い均等ラーメンで、張間方向はバランスの良く耐震壁が配置されており、設計的にはよく考えられた建物です。
庁舎という用途上、耐震補強工事中も施設を使用しなければならないため、桁行方向の補強は外付け工法を採用しています。張間方向の補強については、執務スペースの利用や設備配管に支障があまり出ない位置にRC造耐震壁を増設しています。
本建物は通常の第2次診断法では考慮しない基礎の浮き上がりや梁の曲げ降伏の影響を受けるので、第3次診断法の結果の考慮し補強設計を行っています。

建築主  山形県
竣工年月 平成21年6月
主要用途 庁舎
所在地  山形県長井市
構造   鉄筋コンクリート造 PH2階、地上5階、地下1階
延床面積 7226㎡

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