朝日町立大谷小学校
本計画では、建物を鉄筋コンクリート造で堅固に作ることで生まれる、内部空間のフレキシブルさを十分に活用した計画としている。内部空間は木を多用することで、ぬくもりや柔らかさを感じられるものとしている。
学校全体の一体感を重要視し、ゾーン同士を近接・接続させることで、先生や生徒が今どこにいて何をしているのか、お互いに感じ取ることのできるアットホームな雰囲気を作り出すような計画とした。
施設のゾーニングは、中央に管理部門・食堂・特別教室などを集約し、その西側は普通教室、東側には体育館を配置し、シンプルでわかりやすい計画とした。普通教室には3教室を1ユニットにできるオープンスペースを配置している。グランドは隣接する町営施設のオープンスペースと一体的に利用できるように、校舎の北側に配置している。
建築主
朝日町
竣工年月
1999年6月
主要用途
小学校
所在地
山形県西村山郡朝日町
構造・規模
鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)2階建
延床面積
3951.00㎡