町立わかば保育園2018-09-19T14:44:37+09:00

町立わかば保育園

『木のぬくもりに守られた保育園』
大江町は積雪量の多い地域であり、冬季の園庭利用に大きな制約が生まれ、子どもたちの「学習」や「あそび」が行うことができるような空間的配慮が求められた。
本計画では、幅広の廊下を各室に添えることにより、遊戯室的な空間が保育園全体に広がる計画とし、保育室と遊戯室が廊下を介して連続的に繋がる空間作りとしている。また、木造とすることで日本の伝統的な木の力強さをふんだんに取り込んだ空間作りとした。保育室前のテラス(木製デッキ)には、パーティションにより仕切りを設けることで、外部のような内部の空間をつくり、内外からの多様な使われ方ができるスペースを設けた。
配置計画は「玄関ホールを中心とする共用部門」と「保育室群」そして「遊戯室」の3つのゾーンに分けている。各ゾーンごとに、切妻の屋根をかけることで地域との調和だけでなく、地域の人たちから親しまれ、さらには子供たちの心に残るような保育園とした。

建築主

大江町

竣工年月

2001年3月

所在地

山形県西村山郡大江町

構造・規模

木造平屋建

延床面積

771.52㎡

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