10月24日東京会場(建築会館)、11月7日大阪会場(大阪アプローズタワー)にて機械式定着工法研究委員会による第二フェーズの研究成果発表会が開催されました。委員会による4年間にわたる鉄筋コンクリート造接合部に関する最先端の研究であり、多くの構造技術者の参加の下、各先生方により報告が行われました。技術の使い方や、注意すべき課題、設計の考え方など多くの視点から報告があり、工法の普及を目指して発表が行われました。当社からは藤原と小池が委員として参加し、藤原は「今後の設計指針の改定の可能性」と題して報告を行いました。
(注記)
機械式定着工法研究委員会は東北大学前田匡樹教授を委員長とし、田才晃横浜国立大学名誉教授、杉本訓祥横浜国立大学准教授、石川裕次芝浦工業大学教授、真田靖士大阪大学教授など大学の研究者などにより構成された、鉄筋コンクリート造柱梁接合部の未解決の課題を研究するための委員会です。